12.30.2010

一旦シリアスに。

以前、彼↓と原宿の「VACANT」に行ってきました。



   


1Fと2Fがあって、1Fは様々なブースに分けられていて、ZINEのスペースや洋書のスペース、ワークショップなどのスペース、奥にはCafeもある。
2Fはわりとカチッとした展示。僕たちが行った時は「三好耕三写真展」をやっていた。
 
店内の内装、ウェブ、フライヤーなどの運営をすべて自分たち自身でやっていて、オルタナティブ精神に溢れている。とにかくエキシビジョンのセレクトがすばらしい。
東京に住んでたら毎日行くな(笑)。

「お店というのはやってる人の想いがとても重要。」というのにあらためて気付かされた日だった。


そして来年の1/15~1/30は「中川幸夫」のエキシビジョンが行われる。
これがそうとう観に行きたい!

中川幸夫は前衛の花人。
病気をわずらい、極貧の中でも創作にこだわり続ける生き方。
命を懸けてやれる何かを見つけた人間は誰よりも幸せだろう。  


「花坊主」
1973年 カーネーション900本・自作ガラス器


 
舞踊家・大野一雄さんとの作品。「花狂」
http://www.youtube.com/watch?v=fFiNZL6rOAw
ヘリから20万本のチューリップを降らせる作品、下では大野さんがそれをイメージして舞う。

この上のシーン泣きました。

年の瀬に慌しく世の中が動く。

こういうのを観て一旦シリアスになるのもイイもんだ。

皆さん良いお年を!


--minoru--

12.26.2010

写真というものがアートとして認知されるようになってから100年あまり。

写真は大きく分けて2パターンあると思う。
シチュエーションを作りそれを撮る作品と、日常の時間を切り取るような作品。

前者はインスタレーションに近く面白い作品も多い。

後者は僕にとって「センスがあれば誰にでもある程度かっこよく撮れてるもの。」
という感じでしかなく、アートとしては興味がなかった。

に出会うまでは。

の作品はじっくり眺めていても飽きない重厚感や奥深さがある。

そして何より
「日常を切り取るのではなく、日常を素晴らしいものに変える。」

純粋でハングリーで前向きな人柄なんだろうと思う。

とはかれこれ7年くらいの付き合いになる大切な友人でもある。

は現在ドイツ在住。

そんなからクリスマスカードが届いた。

!! Danke schön !!



--minoru--

12.18.2010

MEETING

先日、sinra&owl-recordsのミーティングを兼ねNobu家へ。

といいつつ「極上癒し空間。」のNobu家は僕の心の洗浄も兼ねてます(笑)

「自然と文化」
これは人が豊かに生きるための絶対的要素だと僕は思っていて、Nobu家はまさに理想的。

人が人を変えるのは難しいけど、環境は人を変える。

そんな環境の中、僕たちのMEETINGは常に想像に溢れ。

本格化する活動に向け、楽しみでしかたありません。



雑然としたテーブルの花もいい感じ。

玄関には蝋燭でお出迎え。



窓から見える絶景、伝えきれません。

その辺のCAFEよりいいです。

Nobuのお父さんの書。書道家です。

independant誌、他。NEWWORKの最新刊もあったー。

防音用の卵の…なんっつーの?これ。しかし膨大な量w。


クリエイト部屋。懐かしい絵とフライヤー。



ちょっとセッション。Nobuは元ベーシストなのです。

今はギターメインなのです。
ドラムはかっこいいなー。

アップライト。弾いたけどムズイ。。。




ミーティングは深夜まで続きました。


--minoru--


12.13.2010

MHAK x Zach Johnsen

 MHAK x Zach Johnsenのポスターを購入。
シルクスクリーン印刷は重量感があっていいなー。

オフセット印刷よりもインクも分厚いし、紙も和紙を厚くしたような感じ。
大量生産に向いてないってところもgood。

100部限定のエディションナンバー64でした。

ちなみにMHAKさんは会津出身。Nobuと一緒です。


猫(dumくん)早速チェック。三角の筒っていいな。


こんな感じに入ってます。

おおー。


Zach Johnsenサイン。えんぴつ。

MHAKサイン。映ってないけど右端にエディションナンバー64/100。

え、ええやん 。



--minoru--


12.09.2010

ZINE

ZINEとは簡単に言うと個人出版の非商業的な小ロットのアートブック。


歴史は案外古いんだけど、これからの出版物として最近注目されている。

コピーして作った粗末なものから、こだわって製本したものまで、とにかく個人
出版の小ロットだからこそできるアイデアが盛りだくさん。

値段も無料のものから2000円くらいで、「これ面白いな~」って感じで軽く購入できるのもいいところ。 しかもちゃんとした流通経路もある。


このZINEによって僕自身すこし考え方が変わった。

歳を取るにつれ「完成度の高いものを」という考え方が強くなっていたと思う。

完成度もある程度必要だけど、それよりも大切なのはアイデアだったり、作って いる人のアイデンティティが強く感じれるもののような気がする。

荒々しくても納得できる存在感というか。


こんな感じの封筒に。(1500円くらいだった)

二冊の冊子。


小さいのが絵本(英訳付)。

アートブックの表紙。



アートワーク。

たぶん物語なんだろうな。

--minoru--

  

12.04.2010

NEWWORK MAGAZIN

今、僕とノブがどっぷりはまっているindependant誌。

その中でもNEWOWRK MAGAZINは雑誌の枠を遥かに超えていた。

新聞サイズで見開きが全面アートワークになっている。

基本的に白黒だけど、表紙だけに色がついているのも渋い!

レイアウトのバランス、内容、クオリティー、アイデア、すごいセンスです。


NYでファッション、広告、ウェブ、ブランディング、出版などの仕事を手がける4人組の日本人が、仕事の傍ら制作してます。

ちなみにページ数も多いので最後まで見るとインクで手が真っ黒になります。

それもまたいい(笑)
















--minoru--